シワのあるお顔は悩みの種ですね。
原因をつきとめて、正しいスキンケアでシワ改善の対策をしていきましょう。
原因は年齢だけではないのだそうですよ!
年齢を重ねると、お肌のラメラ構造の乱れが進み、水分を保持する力が下がってしまいます。また、コラーゲンが失われていくとお肌が弾力を失って、これもシワの原因になります。
乾燥は年齢だけが引き起こすものではありません。冬の気候やエアコンの乾いた風も、お肌の乾燥の原因になってしまいます。これらはお肌の表面付近のダメージとなり、細かなシワを生み出します。
洗顔などの際、ごしごし洗わないことも大切です。できるだけお肌を傷つけないようにしましょう。
お肌の外敵は他にもたくさんあります。日焼けのもとになる紫外線や、パソコンやスマホから出るブルーライトもお肌のダメージを引き起こします。最近よく話題になるPM2.5などの大気汚染物質も、長い時間をかけてお肌にダメージを与えます。こうしたダメージはお肌の老化につながり、やや深いところで大きなシワを刻むと考えられています。
目じりや口もとなどの気になるシワは、笑ったり泣いたりの表情によってお肌にできる折り畳み線が次第に定着して生まれることがあります。表情を変えないようにポーカーフェイスでいよう、というのは実は間違いで、表情筋を動かさないとお肌の新陳代謝が衰えてしまい、かえってシワができやすくなると言われています。
さまざまな原因について、それぞれ適切に対処することがシワの予防や改善にとって不可欠です。
原因の多くは、お肌の水分やハリに関連するものでしたね。水分と、ハリを生み出すコラーゲンをしっかりお肌に与えることが、シワの予防に効果的だと考えられています。
これまでのスキンケアはお肌の表面に水分や油分、コラーゲンを塗ることでつやつやとさせる、というのが主流でした。でもこの方法ではお肌の表面だけがきれいになるだけで、その内側を「水分を保持しやすい状態」にするのとは少し違います。シワができる前に、お肌の内側の角層にあるラメラ構造を整え、水分を保持しやすい状態にすることが大切です。
生コラーゲンは角層に入ると、その大きな分子の中にがっちりと水分を包み込んで、お肌の保水力を高めてくれます。でもあまりにも分子が大きいので、普通に表面に塗っても中まで入ることはありませんでした。生コラーゲンをお肌に入れるための方法についてはこちらで詳しく!
また紫外線、ブルーライト、PM2.5など、お肌にダメージを与える要素は事前にベースメイクでガードし、できるだけ浴びる量を減らすことで、それが原因となるシワはふせぐことができます。
深く刻まれたシワをなくすのは簡単ではありません。お肌の血行を良くし、コラーゲン、ビタミンが配合された美容健康ドリンクをとるなど、身体の内側からもお肌のハリを高める努力も大切です。
お肌をギュッギュッとマッサージしても効果がないばかりか、かえってダメージを与えることがありますから、くれぐれも気をつけてください。
シワへの対策は、ただお化粧で目立たなくするだけでは物足りません。お肌が内側から健康になり、水分とハリを取り戻すようにすることが、シワを減らし、増やさないために大切なケアとなります。
最近よく耳にするスキンケアアイテム「リンクルセラム」とはどんなものでしょう。リンクルは英語で「シワ」、セラムは「美容液」を表す言葉です。
その名の通り、リンクルセラムはシワに対処するための美容液というアイテムです。フェースでのスキンケアは、クレンジング、洗顔料、美容液、化粧水、ゲル状クリームの順番に行います。お肌をきれいにしたあと、美容成分と水分を行きわたらせ、最後にゲル状クリームで保護するという順番でした。リンクルセラムはさらにそのあと、シワが気になる目もとや口もとにピンポイントで美容成分を届けていきます。
お顔全体をケアする美容液と違い、リンクルセラムは気になるポイントに直接届き、お肌の内側(角層)へ美容成分を供給するものなのです。